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Last Update : 24 Feb. 2006

 
Aviation144s - 1/144 レシプロ機の世界 -
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■ FE RESIN: 中島 97式戦闘機 甲型

インジェクションキットの隙間を埋める FE レジンの機体チョイスには喜ばしいものが多数ある。 ただ、この作品は初めて取り組むレジンキットとバキュームフォーム・キャノピーと言うこともあり、少々不満の残る結果となってしまった...。

レジンキットでまず最初にやらなければならないのは離型剤の除去である。これは、市販の洗浄剤を使えば簡単に落ちる。次は、気泡や湯流れ不良による欠落部分の再生である。これは、パテやプラ材、瞬間接着剤などを使って、失われた部分を再生する。これが一番手間がかかる部分だと思う。
ここまでの段階を経て、ようやく各部品のバリ取りと整形を行なって、組み立てに進むことが出来るのだ。
組み立ての段階以降は、通常のインジェクションキットとさほど差異は無いのだが、今回の場合バキュームフォーム・キャノピーの処理が問題だった。初めて扱うパーツなので、切り出して整形の段階で削り代を見極めきれず、縁に耳が残ったまま処理してしまった。これは画像を見れば一目瞭然の失敗である。もう少し思い切って削り込めばよかったのだが、失敗を恐れてしまった・・・。だが、次にバキュームフォームのパーツを扱う際の教訓を得たので、良しとしよう。ピトー管とアンテナ支柱は真鍮線で、照準器は真鍮パイプで自作した。
マーキングは、キット付属のデカールがイマイチだったので、昔から格好良いと思っていたものをチョイス。
日の丸、垂直安定版の「30」、部隊の紋章は、それぞれ MD プリンタで自作。それ以外のストライプは塗装としたが、胴体のストライプは、若干太めになってしまった。

以上のように、いろいろと反省点はあるものの、全体的にはまぁまぁの出来で、たくさんの技術的収穫を得た点では意義のある作品になった。

 

 

 

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